AI要約
Windowsのショートカットに設定した自作アイコンが「大アイコン」「特大アイコン」で小さくなる現象を調査。原因はICOファイルに256×256画像が埋め込まれていないことでした。
やること
Windows10や11で、ショートカットに自作のアイコンを割り当ててオリジナルのボタンを作る場面があります。パソコンに詳しくないお客様にシステムを納品するとき、「デスクトップのこのボタンをダブルクリックすると処理が開始しますよ」と案内するときによく使っています。
しかし、デスクトップのアイコンを拡大すると、アイコン画像が小さく表示されるトラブルに見舞われます。

あれこれ条件を変えて生成してみても、なかなか原因が特定できないんですよね。今回はWindowsで自作のアイコンが小さく表示される原因を解明します。
検証
まず、アイコン画像は正方形である必要があります。
パワーポイントで正方形のアイコンを4つ作りました。わかりやすいようにサイズを印字してあります。上段はパワポ上での図形サイズ、正方形のつもりで作っています。中段が「画像として保存」して実際に保存されたpngファイルのピクセルサイズです。




なんと、パワポ上で正方形のオブジェクトを作っても、画像として保存するとわずかに正方形にならない場合があります。マイクロソフトさん。正方形くらいちゃんと正方形で出力しましょうよ~。はい、これが問題の原因の一つです。
これらのpng画像を、適当な変換サイトでico画像に変換します。

適当なファイルのショートカットを4つ作成しました。この時点では、「特大アイコン」まで拡大しても問題なくサムネイル画像が表示されます。



これらのショートカットについて、プロパティ>アイコンの変更でさっき生成したico画像を指定します。



するとご覧の通り、「大アイコン」「特大アイコン」サイズに拡大すると小さく表示されて変な感じになるのです。これが冒頭で述べた問題です。正しく表示されたのは「③256×256.png」だけでした。
原因
こちらのファビコン解析ツールでico画像の中身を見てみると、
①②④のico画像には256×256サイズの画像が埋め込まれていないことがわかります。先ほどの変換サイトではアイコン化のためのサイズ調整をしてくれておらず、サイズそのままで形式だけ変換していたためです。

Windowsのアイコンには256×256サイズの画像が必要です。上記のような変換サイトでは、「一辺256ピクセル以上」かつ「正方形」の画像しか256×256サイズに変換してくれません。だから、4枚のうち1枚しか正常に表示されなかったのです。
そこで、例えば以下のような変換サイトを使いましょう。ちゃんと埋め込みサイズの指定ができるので、256×256サイズにチェックを入れて変換すればOKです。




256×256サイズに変換されて埋め込まれていれば、元のpng画像のサイズが悪くても正常にアイコンが表示されます。


おわりに
検索しても決定的な情報が見つからなかったので検証しました。今回は「一辺256ピクセル以上かどうか」「正方形かどうか」「どの変換サイトを使うか」という複合的な要因が絡んでしました。
スッキリ理解できましたね。役に立ったらコーヒーをごちそうしてください ( ˘ω˘ ) スヤァ


