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予測 / クラス分類

1-5. 画像の水増しをする

やること

深層学習では、教師データが少ないと過学習を起こしてしまい、未知の入力に対応できなくなってしまいます。 1つのドリルを1万回やるよりも、1000種のドリルを10回やったほうが入試に強い感じがしますよね。今日は、画像を「ずらしたり伸ばしたりひねったり傾けたり」することで水増ししてみます。

環境とコード

WinPython3.6をおすすめしています。

WinPython - Browse /WinPython_3.6/3.6.7.0 at SourceForge.net
Portable Scientific Python 2/3 32/64bit Distribution for Windows
AIワークショップ | 初心者だけどAIできちゃった(昼編) (2018/08/28 14:00〜)
# 同日の「夜編」と同じ内容です。夜編は混雑が予想されますので、可能な方はこちらにご参加くださいますと幸いです。 ## 概要 ノートPCを持参して、深層学習でケーキを10種類に分類しましょう。 「プロ...

あえて水増しのステップだけやります

Kerasには「フォルダから画像を読み込みながらリサイズしながら水増ししながら正解ラベルを作りながら学習する」という必殺技があります。これを使うと楽なのですが、正しく水増しできているか、あるいは、どのように水増ししているかが見えないのは不安です。ここではあえて水増しのステップだけを切り取って行います。

プログラムを実行する

プログラムの冒頭で、各クラスを何倍に水増しするか、どのように水増しするかを設定できます。ケーキの画像の場合、横方向に反転しても大丈夫なので「horizontal_flip=True」に、縦方向に反転してはいけないので「vertical_flop=False」としました。

結果

実行すると、自動的に「scraping_resize_aug」というフォルダが生成され、その中に、「scraping_resize」以下の小フォルダの構造を保ったまま、水増しした画像が保存されます。

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この記事を書いた人
Yasuda

博士(理学)。専門は免疫細胞、数理モデル、シミュレーション。米国、中国で研究に携わった。遺伝的アルゴリズム信者。物価上昇のため半額弁当とともに絶滅寸前。

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