12/9(月) 応用科学学会シンポジウムで自動運転に関する講演を担当します☆彡(試乗会もあります!来て!)

14-28. OpenCVのマウス操作でドラッグ&ドロップお絵かき

やること

今回は手短に、OpenCVのマウスイベントでお絵描きをします。

調べてみるとドラッグ&ドロップそのものを検出するメソッドがないらしいので、「クリックしたとき」と「離したとき」のメソッドを使って擬似的に再現しました。

実行環境

ウィンドウが立ち上がるのでGoogle Colabではできません。Macは大丈夫でしょうか?

WinPython3.6をおすすめしています。

WinPython - Browse /WinPython_3.6/3.6.7.0 at SourceForge.net
Portable Scientific Python 2/3 32/64bit Distribution for Windows

コード

最小コードです。

import cv2
import numpy as np
from copy import deepcopy

#マウスイベント
def onMouse(event, x, y, flag, params):
    global drag, start, end
    
    #レフトボタンをクリックしたら
    if event == cv2.EVENT_LBUTTONDOWN:
        #ドラッグ開始座標を記録
        start = (x, y)
        #ドラッグモードON
        drag = True
        
    #レフトボタンを離したら
    if event == cv2.EVENT_LBUTTONUP:
        #ドラッグ終了座標を記録
        end = (x, y)
        #ドラッグモードOFF
        drag = False
        #元画像に線を書き込んで画面更新
        cv2.line(img, start, end, (0, 0, 0))
        cv2.imshow(wname, img)
    
    #ドラッグ中
    if drag:
        #一時表示用の画像をコピー
        img2 = deepcopy(img)
        #コピー画像に線、ドラッグ開始座標と現在座標を結ぶ
        cv2.line(img2, start, (x, y), (0, 0, 0))
        #コピー画像で画面更新
        cv2.imshow(wname, img2)

#白い画像作成
img = np.ones((300, 400, 3), 'uint8') * 255

#パラメータ初期化
drag = False
start = (0, 0)
end = (0, 0)

#準備
wname = 'aaa'
cv2.namedWindow(wname)
cv2.setMouseCallback(wname, onMouse)

#画像を立ち上げてスタート
cv2.imshow(wname, img)
cv2.waitKey()

おわりに

「vcStitching」に使っています。

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この記事を書いた人

博士(理学)。専門は免疫細胞、数理モデル、シミュレーション。米国、中国で研究に携わった。遺伝的アルゴリズム信者。物価上昇のため半額弁当とともに絶滅寸前。

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