やること
最近、久しぶりにビジネスプランコンテスト(アイデアソン?)に参加しています。
ビジネスプランの審査って大変ですよね。審査員の負担も大きいですし、参加者から「納得できない」「あいつ聞いてなかっただろ」という声も聞こえてきます。
そこでAIによるビジネスプラン審査ができないか考えてみました。48の人格を持つAI審査員チーム「シンサーイーン48」を作ります。
完成したAI審査員システム
ChatGPTのGPT Builderで作りました。インストラクションは非公開ですが自由に試してもらえます。
▼シンサーイーン48(お試し版)
ビジネスプランの作成
試してみましょう。まず、ChatGPTに新しい学習塾のビジネスプランを作ってもらい、一部改変しました(赤字の部分)。
EduRiseは日本の学生を対象とした学習塾サービスであり、個々の学習ニーズに対応したパーソナライズド学習プランを提供します。AIの講師が学生一人一人の理解度や学習スタイルに合わせて指導を行い、質問にリアルタイムで答えます。これにより、学生はわからない点をすぐに解消でき、学習効率を大幅に向上させることができます。生徒にはフルカラー印刷された教材冊子が配布されます。収益モデルとしては、月額制の授業料や、特別講座、模擬試験の受講料などを採用します。駅前でチラシを配布して生徒を集めます。また、外国人生徒が来ると困るので割増料金を適用します。EduRiseは個々の学習ニーズに応じた質の高い教育を提供し、学生が目標を達成し、自信を持って未来に進むための支援をします。
4人のAI審査員の評価
評価してもらいましょう。
キング牧師
外国人学生への割増料金が平等に反するとして1点を付けられました。
ポル・ポト
ポル・ポトは知識階級を否定し、メガネをかけているというだけで虐◯しました。見事に全項目が1点です。非常に不愉快とまで言っています。
グレタ・トゥーンベリ
フルカラーの印刷教材が環境に負荷を与えるということで1点が付きました。
ヒトラー
美大に落ちた腹いせで新規性に1点が付けられましたが、外国人生徒への割増料金は称賛されて5点でした。
おわりに
このように一人一人はクセが強いですが、大量のAI審査員の合議制によって評価すれば、参加者にとって納得感がある結果になるのではないでしょうか?(そうか?)
48人分の人格を用意して一括評価できる仕組みを整えたいと思います。ビジネスプランコンテストで使用したいという方はお声がけください(^^)
後編はこちら