やること
ビジネスプランコンテストで使えるAI審査員を作ろうというお話です。先に前編をご覧ください。
いよいよ48人の人格を用意した「シンサーイーン48」に一気に採点してもらいます。
こちらが48名の審査員です
多様性に配慮して招聘しました。皆さんお力をお貸しくださいm(_ _)m
使用したビジネスプラン
前回、ChatGPTに作ってもらったビジネスプランを使います。
EduRiseは日本の学生を対象とした学習塾サービスであり、個々の学習ニーズに対応したパーソナライズド学習プランを提供します。AIの講師が学生一人一人の理解度や学習スタイルに合わせて指導を行い、質問にリアルタイムで答えます。これにより、学生はわからない点をすぐに解消でき、学習効率を大幅に向上させることができます。生徒にはフルカラー印刷された教材冊子が配布されます。収益モデルとしては、月額制の授業料や、特別講座、模擬試験の受講料などを採用します。駅前でチラシを配布して生徒を集めます。また、外国人生徒が来ると困るので割増料金を適用します。EduRiseは個々の学習ニーズに応じた質の高い教育を提供し、学生が目標を達成し、自信を持って未来に進むための支援をします。
シンサーイーン48の評価
5分程度で全員の回答が終わり、総合平均は2.37点でした(1~5点なので中央は3.00)。
点数が高い順
全体的に厳しめの評価になりましたが、名だたる偉人がコメントを寄せてくれています。
点数が低い順
ポル・ポトは前編でも見たとおりです。持続可能性に大きな課題があるようです。
ピックアップ
こちらのお二人は人民を統制したい立場。個性を尊重する教育を否定しています。シビュラはAI技術に賛同してくれるかと思ったのですが「よくわからない」と言っています。
千尋は10歳らしいコメント。自身の労働経験にも触れています。
与謝野晶子さんも差別を批判しています。
ふなっしーは何も分かってません (^^;
おわりに
はい、とりあえず倫理的な問題がある気がします。詳しい方、アドバイスをお願いします。
調整に関しては、もともとAIが褒め上手で80点くらいを付ける傾向があるので厳しくなるように指示しました。ただ厳しすぎましたね。たまに興奮して5点を付けてくれる審査員が出るように再調整します。自然科学系のメンバーには技術面で高得点を付けてほしいです。
様々な分野の偉人を集めたのですが、「差別しない」「個性を尊重する」が万能すぎます。SDGs的なことを書くだけで点数が上がってしまいます。
まあたかだか48人なのでみんなで協力してキャラ設定を書き込んでも良いかもしれません。とにかく、これで運用してみたいと思います!