やること
LEDマトリクスパネルを使って、展示会やイベントでみんなに遊んでもらえるアクションゲームを作りました。Chromeでオフラインになったときに遊べるあの恐竜ジャンプゲームを魔改造してベリーハードモードにしています。
恐竜ジャンプゲーム(Chrome Dino, T-Rex Runner)の魔改造
こちらのリポジトリを使用させていただきました。
![](http://vigne-cla.com/wp-content/plugins/a3-lazy-load/assets/images/lazy_placeholder.gif)
主な改造点は次のとおりです。
- 幅:2倍
- 加速度:10倍
- 最高速度:3倍
- エンターキーでジャンプ(&しゃがみ無効)
- コントラスト調整
- ゲームオーバー時にロゴ表示
激ムズになりました^^
こちらにアップしておくので遊びたい方はどうぞ。
![](http://vigne-cla.com/wp-content/plugins/a3-lazy-load/assets/images/lazy_placeholder.gif)
LEDパネルの材料
秋葉原の秋月と千石が並ぶ通りにピカリ館というLED専門店があります。過去にウニランプに使った虹色に光るLEDなんかを買っています。
LEDマトリクスパネル(RGB、80×40)
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/3bead4293eca0b1bc8e912c511b88943.jpg)
LEDマトリクスパネルコントローラー(5V用)
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/0ae853d5c88ec440f24595a5571b964e.jpg)
電源(5V用)
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/fc671fdd07f8711324b481c6e9f4c3b0.jpg)
電源容量を計算しておきます。パネル1枚の定格電力が11.3W(全面白色点灯)と書かれているので16枚で180.8W。電源は5V40A(=200W)でいいでしょう。ちなみに運用時はマスターの明るさ設定を20~60%くらいに落とすので余裕で収まりそうです。
組み立て・実装
ハードもソフトもめちゃくちゃ大変でした。。説明書はついていますがほとんど一本道なので、横長に配置したり変な使い方をしたりするには情報がまったく足りません。これがマニアックな商品の難しさです。
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2023/10/7-47_1.jpg)
パネル1枚あたり80×40ドットなので、8×2枚で並べて640×80ドットを計画していました。コントローラーの説明に「最大65536ピクセル(縦8段以内)」と書かれているのでOKだろうと思っていたのですが、制御ソフトの設定項目では(コントローラー1個では)幅300ドットまでしか制御できないというのです。80の倍数しか受け付けないので幅240ドットって少なすぎるやろ!おい!(#^ω^)
しょうがないのでゲームを3段に折り返す→LEDマトリクスを240×240で定義して対応させる→展開して横長にする、的なゴニョゴニョ(伝われ)
縦はしっかり8段(640ドット)いけるみたいなのでどちらかと言うと縦に伸ばしやすい性質のようです。横は伸ばしにくい。コントローラーを3台用意すればいいんでしょうけど理論上1台でいけるならエンジニアとしては節約根性に火がつくというものです。
はい、できました。
まとめ
ということで、展示会でアトラクションとして置いておきたいと思います!^^
提供:blueqat株式会社 (⑅•ᴗ•⑅)⸝♡アリガトウゴザイマス!!