12/9(月) 応用科学学会シンポジウムで自動運転に関する講演を担当します☆彡

7-41. リレーモジュールで自律振動子

やること

リレーモジュールが余ったので自律振動子を作ってみます。写真は4チャンネルのリレーです。

このリレーモジュールの使い方

VCCピンに5V、GNDピンにGNDを接続すると準備完了です。

通常は右側2端子が繋がっており、制御ピンとGNDを短絡するとリレー内の電磁石がONとなり左側2端子が繋がります。

リレーの種類によって使い方が違うことがあるので注意です。

自律振動子の作り方

(1ch)最小の自律振動子

プログラム不要、抵抗もコンデンサもいらない最小のリレー自律振動子です。

電源を入れた瞬間、制御ピンがGNDと繋がるためリレーがONに変わります。次の瞬間、制御ピンはGNDから離脱するためリレーがOFFに変わります。またONになり、またOFFになり・・・これが繰り返されます。

(4ch)拡張した自律振動子

4chに拡張するとこのようになります。

リレー1~3は同じ構成のコピペで、最後だけ少し違うことに注意してください。電源を入れた瞬間を0000とすると次のように状態が遷移します。一つのリレーに注目すると点灯時間と消灯時間は等しいです(短いパルスではない)。

0000
0001
0011
0111
1111
1110
1100
1000

結果

1ch版と8ch版を60fpsで撮影しました。生演奏はけっこう喧しいです。

リレーモジュールで自律振動子(60 fps)

周波数は?

8ch版@60fpsを1フレームずつ並べてみました。

およそ12フレームで3.125周なので、約15.6Hzでした。

ということは、1ch版は125Hzと計算されます。音程は1.5倍の187~190Hzくらいに聞こえますが。なぜでしょうか?

さいごに

プログラム不要どころか、抵抗もコンデンサも使わないとは。まさにロマンです。

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この記事を書いた人

博士(理学)。専門は免疫細胞、数理モデル、シミュレーション。米国、中国で研究に携わった。遺伝的アルゴリズム信者。物価上昇のため半額弁当とともに絶滅寸前。

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