やること
第3回ビネクラ杯では360個もの星の座標が与えられますが、星に一つ一つ印をつけながら座標を調べたわけではありません。ImageJを用いて星空の写真から星の座標と個数を取得する方法の備忘録を残しておきます。
使用した写真とソフト
星空の写真です。
解析ソフトは研究ではおなじみのImageJです。バグが多いせいでかなりクセが強いです。
Former Home of Imagej
手順
画像を読み込んで、[Brightness/Contrast] で明るさを調整します。ここで小さい星はある程度暗く調整しておきます。
[8-bit] でグレースケールにします。
[Threshold] で二値化します。
[Open](オープニング)で小さいごま塩ノイズを除きます。ここで小さい星は除去されます。
[Ultimate Points] で星を1pxに収縮させ、もう一度 [Threshold] で二値化します。
[Analyze Particles] で132個の星の座標が取得できました。なおMeanとMinはバグっています(半ギレ)。
まとめ
複数の星がくっついていたりするともう少し複雑な処理が必要になりますが、一番シンプルな手順はこのとおりだと思います。