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解説

16-32. 「教育教育死刑」で学ぶPythonの基本

やること

このようなLINEのスクショを見かけました。プログラミングの学習に大変有意義な課題ですので、制作者に感謝しつつ、一緒にPythonの基本を確認していきましょう。

コード

Pythonでは文字列の足し算は「結合」を意味します。また、文字列に数字を掛けると「繰り返し」になります。

それでは、教育を18個、死刑を9個、さらに教育を18個結合してみましょう。この長い文字列を15文字ずつ区切って出力します。

text = '教育' * 18 + '死刑' * 9 + '教育' * 18

for i in range(0, len(text), 15):
    print(text[i:i+15])
教育教育教育教育教育教育教育教
育教育教育教育教育教育教育教育
教育教育教育死刑死刑死刑死刑死
刑死刑死刑死刑死刑教育教育教育
教育教育教育教育教育教育教育教
育教育教育教育教育教育教育教育

次に、関数とは「決められた仕事をする一塊のコード」です。基本的に同じ仕事をしますが、引数を設定すると引数の部分だけ毎回変えて実行することができます。

そこで、「大変申し訳御座いません。◯◯致します。」を出力する関数を用意してみましょう。◯◯は引数で、ここに入れる文字列を変えながら3回実行してみます。

def syazai(text):
    print('大変申し訳御座いません。\n{}致します。'.format(text))

syazai('厳しく改善指導')
syazai('即指導')
syazai('指導徹底')
大変申し訳御座いません。
厳しく改善指導致します。
大変申し訳御座いません。
即指導致します。
大変申し訳御座いません。
指導徹底致します。

さいごに

草も生えない。

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この記事を書いた人
Yasuda

博士(理学)。専門は免疫細胞、数理モデル、シミュレーション。米国、中国で研究に携わった。遺伝的アルゴリズム信者。物価上昇のため半額弁当とともに絶滅寸前。

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