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3Dモデル / 3DCG

19-4. Blenderの流体シミュレーションでパンケーキにはちみつをかけたい(前編)

やること

Blender2.91の流体シミュレーションで、はちみつが流れ落ちる様子をシミュレーションします。
いろいろな粘度と表面張力でシミュレーションを行い、一番はちみつに近いパラメータを見つけます。
前編で粘度、後編で表面張力の比較を行います。

流体の物性設定

流体の物性は「物理演算プロパティ」→「拡散」で設定できます。
設定できるのは粘度と表面張力です。

Blender内での粘度の単位はm2/sです。
「ベース」と「指数」への入力値がそれぞれ下記のように粘度に反映されます。

粘度 = (ベース) × 10-(指数)

Blenderの公式HPに、実在する流体の粘度の例が載っていました。

引用元:Blender2.91 Manual (https://docs.blender.org/manual/en/latest/physics/fluid/type/domain/liquid/diffusion.html?highlight=diffusion)

いろいろな粘度でのシミュレーション結果

まずは、表面張力を0に固定し、粘度を変えてシミュレーション行います。
下に行くほど流体の粘度が下がります。

①粘度:1 [m2/s]

②粘度:5 × 10-1 [m2/s]

③粘度:1 × 10-1 [m2/s]

④ 粘度:1 × 10-2 [m2/s]

⑤ 粘度:1 × 10-3 [m2/s]

⑥ 粘度:1 × 10-4 [m2/s]

⑦ 粘度:1 × 10-5 [m2/s]

⑧ 粘度:1 × 10-10 [m2/s]

まとめ

シミュレーション結果②が一番はちみつっぽかった気がしました。(主観100%)
次は、粘度を②の数値に固定して、表面張力を変えてシミュレーションしていきます。
後編に続きます。

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この記事を書いた人
Nakamura

専門は機械設計と3Dモデル。英国で義足の研究開発、国内で機械設計に従事。シューフィッター(プライマリー)、ファッション3Dモデリスト検定2級。週2で食べ放題。

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