やること
Blender2.91の流体シミュレーションで、はちみつが流れ落ちる様子をシミュレーションします。
いろいろな粘度と表面張力でシミュレーションを行い、一番はちみつに近いパラメータを見つけます。
前編で粘度、後編で表面張力の比較を行います。
流体の物性設定
流体の物性は「物理演算プロパティ」→「拡散」で設定できます。
設定できるのは粘度と表面張力です。
Blender内での粘度の単位はm2/sです。
「ベース」と「指数」への入力値がそれぞれ下記のように粘度に反映されます。
粘度 = (ベース) × 10-(指数)
Blenderの公式HPに、実在する流体の粘度の例が載っていました。
いろいろな粘度でのシミュレーション結果
まずは、表面張力を0に固定し、粘度を変えてシミュレーション行います。
下に行くほど流体の粘度が下がります。
①粘度:1 [m2/s]
②粘度:5 × 10-1 [m2/s]
③粘度:1 × 10-1 [m2/s]
④ 粘度:1 × 10-2 [m2/s]
⑤ 粘度:1 × 10-3 [m2/s]
⑥ 粘度:1 × 10-4 [m2/s]
⑦ 粘度:1 × 10-5 [m2/s]
⑧ 粘度:1 × 10-10 [m2/s]
まとめ
シミュレーション結果②が一番はちみつっぽかった気がしました。(主観100%)
次は、粘度を②の数値に固定して、表面張力を変えてシミュレーションしていきます。
後編に続きます。