12/9(月) 応用科学学会シンポジウムで自動運転に関する講演を担当します☆彡

7-15. 光造形3Dプリンターの造形物が、表面処理でどこまで透明になるか試してみた

はじめに

以前、透明レジンを使用して、光造形3Dプリンターで妖精の耳を作製しました。

プリントしたそのままの状態だと、すりガラスのように半透明な状態でした。
これが、表面処理によってどれくらい透明になるのか試してみました。

処理前の状態はこちらです。

表面処理方法1:研磨

紙ヤスリでひたすら磨きます。
まずは、#100で表面の凹凸をなくします。
サクサク削れて、とても磨きやすいです。

#320研磨後

#600研磨後

#1000研磨後
だいぶ透明になってきました。
すでに触って分かるような凹凸はなく、スベスベです。

#1500研磨後

最後は#2000で仕上げです。
合計2時間は磨いたと思いますが、期待したほど透明にならなかったような・・・

表面処理方法2:コーティング

透明なマニキュアでのコーティングも試してみました。
こちらは一切研磨していないので積層痕が見えますが、5分程度の処理でこの透明感です。
紙ヤスリでは研磨しにくい、くぼんだ部分も簡単に処理できます。

さいごに

表面処理前後の写真を比較するとこんな感じです。

2つの方法を試しましたが、紙ヤスリ#100~#600くらいで粗方の凹凸をなくしたら、あとはコーティングで仕上げてしまうのが、手間も少なく仕上がりもいいと感じました。

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この記事を書いた人

専門は機械設計と3Dモデル。英国で義足の研究開発、国内で機械設計に従事。シューフィッター(プライマリー)、ファッション3Dモデリスト検定2級。週2で食べ放題。

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