やること
お世話になっている靴職人の方から、3Dプリンタで ウィール を作れないか?というお話をいただきました。
ウィールは靴作りやレザークラフト用の工具で、このようなものだそうです。
出展: https://aucfree.com/items/m302970703#
今回は、初の金属3Dプリントでウィール作りに挑戦します。
3Dモデル作成
回転する刻印の部分のみ3Dプリンタで作成し、柄は別途用意して組み立てます。
前述の靴職人の方の作品で、犬をモチーフにした靴が印象的だったので、大小の肉球が並んだデザインにしてみました。
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/キャプチャ1-1.jpg)
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/キャプチャ2.jpg)
直径15mm、幅5mmの円筒の土台に、高さ1.5mmの刻印を配置しています。
刻印の一番細い部分は幅0.6mmです。
金属3Dプリンタでどれくらい細かな造形ができるのか楽しみです。
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/図1-2-656x1024.png)
プリントアウト
こちらがプリントアウトされたパーツです。
材質はチタンです。
細かい部分までしっかり造形されています。
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/IMAG7402-1012x1024.jpg)
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/IMAG7414-1024x956.jpg)
完成品
柄を取り付けたら完成です。
寸法の設計が甘く、回転させると少しガタつきます・・・
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/IMAG7408-984x1024.jpg)
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/IMAG7411-1024x866.jpg)
まとめ
革に軽く押し付けて刻印してみるとこんな感じです。
本来は加熱して使用するらしいので、実際に使っていただいて、不具合がないか確認したいと思います。
![](https://vigne-cla.com/wp-content/uploads/2019/07/IMAG7416-964x1024.jpg)