やること
足の画像からオーダーメイド靴を作る技術を応用して、オーダーメイドのイヤーアクセサリーが作れないか?、とのお話をいただきました。
このアイデアを下さったのは、妖精をテーマにしたファッションブランドの方です。
妖精のようなとがった耳の形をした、このようなアクセサリーがあるのだそうですが、耳の形に合っていないと取れやすいそうです。
出展: https://www.etsy.com/jp/listing/117483036/sale-dark-elf-ear-cuffs-ornate-black?ref=shop_home_active_9
既にオーダーメイドサービスはありますが、耳の石膏取りが必要なため、作業が大変なのだそうです。
今回は、耳の形に合わせた イヤーアクセサリー を作ります。
耳の3Dモデル作成
まずは、耳の画像を撮影し、耳の3Dモデルを作ります。
これがなかなか難しく、思ったようにモデルができません。
画像の中で影になってしまう部分はうまく3Dモデルが作れないのですが、 耳は凹凸が多いため、影になる部分も多くなります。
結局、20回くらい撮り直し、ようやく耳の形がしっかりわかるレベルの3Dモデルができました。
せっかくなのでプリントしてみました。
試作品①
何をどうすれば耳から取れにくいアクセサリーができるのかよくわからないので、とにかく1つ作ってみます。
プリントアウトして装着してみます。
どう見てもマカロニですが、とりあえず耳に付けられるものができました。
試作品②
試作品①が 少しきつかったので、サイズを調整して、妖精の耳っぽくしていきます。
アクセサリーというよりは、補聴器か何かの医療器具に見えますね・・・
そして、今度は大きくしすぎて緩くなってしまいました。
試作品③
少しでもアクセサリーっぽくしたくて、透かしを入れてみました。
どうしても補聴器感が抜けませんが、サイズはぴったりです。
指で、前後、横に倒しても取れません。
まとめ
耳の形に合わせることで、取れにくいイヤーアクセサリーは作れそうです。
見た目の印象は、材質をシルバーなどの金属にすれば変わってくるはずなので、今回は気にしないことにします。