はじめに
先日、こちらの靴を購入しました。
古着屋さんで500円でした。
デザインと履き心地を気に入って購入したのですが、2点ほど難があります。
それは、
- ヒールがカンカン鳴ってうるさい
- とにかく滑る
です。
試着の時点で少し気になっていましたが、1日着用してみて、看過できないレベルであることがわかりました。
今回は、このヒールを改造したいと思います。
ヒールの分解
とりあえず分解します。
ヒールの根元パーツと先端パーツの間にドライバーを差し込むと、割と簡単に外れました。
ヒールの根元パーツは中空でした。
着地の衝撃音がヒール内の空洞で響くことで、カンカンうるさい音が鳴っていたと思われます。
直接地面に触れる先端パーツは、ゴムではなくプラスチックでできているようです。
これでは滑って当然です。
更に、購入した時には気が付かなかったのですが、左右のヒールの色が違います。
一方は黒 、もう一方は茶色です。
この靴、定価だと15,000円ほどするようなのですが、こんな品質ではがっかりですね・・・
改造方針
音と滑りの原因が分かったので、次のように対処します。
- 根元パーツの空洞を樹脂で埋める。
- 先端パーツをプラスチックからゴムに交換する。
根元パーツの改造
根元パーツの空洞に樹脂を流し込みます。
今回は、2液性のポリウレタン樹脂を使用しました。
これらを混ぜて、ヒールに流し込み、固まるまで待ちます。
先端パーツの改造
先端パーツは、100均で購入したこちらのゴムヒールに交換します。
紙ヤスリや釘もセットになっていて、とても親切です。
このままだと大きいので、ちょうどいいサイズに切って、側面をヤスリで整えます。
最後に、根元パーツに先端パーツを接着し、釘で固定したら完成です。
さいごに
改造によって、音と滑りが気にならなくなり、安心して履ける靴になりました!