AI要約
ウニの棘と殻をつなぐ「キャッチ結合」の模型を3Dプリンターで作成しました。模型の内部に磁石を埋め込むことで、実際のボールジョイントの動きを再現します。
やること
ウニの棘って動くんですって(衝撃)。
ウニとキャッチ結合組織
ウニの棘の根元の関節部は、ボールジョイント状になっています。 360度、どの方向にも倒すことができ、関節をとりまく二層の組織(筋肉とキャッチ結合組織)がトゲと殻(カラ)をつないでいます。
うに専門 小林商店:https://www.akauni.com/catch.html

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今回はキャッチ結合の模型を作ります。当初は、殻と棘をPLA、筋肉をTPUでプリントして動く模型を作りたかったのですが、PLAとTPUの複合プリントには失敗してしまいました。
そこで今回は、磁石を使用した方法を試します。
3Dモデル
棘と殻の3Dモデルを作成し、磁石を埋め込めるように内部に空洞を設けました。


3Dプリント
棘の3Dプリントでは、途中までプリントして一時停止し、磁石を設置してからプリントを再開する方法で磁石を埋め込みました。Bambu Lab Studioでは、一度スライスした後、レイヤーを選択して「一時停止を追加」することで簡単に一時停止の設定が可能です。

殻は水平に配置してプリントしてしまうと積層痕が等高線状になって目立つため、45度ほど傾けてプリントしました。プリント後、磁石を配置し、穴は3DペンでPLAを流し込んで埋めました。
完成品
積層ピッチを0.1mmにしところ、積層痕はほとんど見えない程きれいにプリントできました。


動きはこんな感じです。ボールジョイントの動きをきちんと再現できています。
おわりに
プリントの一時停止機能を使えば、磁石の他にもいろいろなものを造形物の中に埋め込めそうです。いまのところアイデアはありませんが。。
