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7-62. オリジナルキーボード作り(キーキャップ編2)

やること

前回、JLC3DPの3Dプリントサービスを利用してキーキャップをプリントしました。プリント後の表面仕上げありで発注したところ、寸法に対して無視できない影響があることが分かりました。
7-59. オリジナルキーボード作り(キーキャップ編)

今回は、表面仕上げが寸法にどの程度影響するのか、文字の刻印は可能か、の2点について、4種類の材料でテストします。

3Dモデル作成

キーキャップの3Dモデルを作成します。オモテ面には「無変換」の刻印を入れ、どの程度鮮明にプリントされるか確認します。表面仕上げ込みでピッタリの寸法を見つけるため、ウラ面のキーにはめ込む部分の寸法は少しずつ変えてあります。

3Dプリント

今回は、以下の4種類の材料(色)を表面仕上げありで発注しました。発注後のデータ審査で、「文字の刻印が細かすぎて潰れてしまう可能性があるけど大丈夫?」という確認が来ましたが、潰れてもOKということでプリントしてもらいました。

  • 9000R Resin(Natural White)
  • Black Resin(Grayish Black)
  • Imagine Black(Black)
  • 8001 Resin(Transparent)
9000R Resin(Natural White)
Black Resin(Grayish Black)
Imagine Black(Black)

Black Resin(Grayish Black)よりも黒いです。書道の墨のような黒さです。

8001 Resin(Transparent)

他の材料の表面仕上げ方法は「サンディング」ですが、こちらだけは「オイルスプレー」です。表面はツルツルで透明度が高いです。

おわりに

表面仕上げによる寸法の変化は、変化が大きい順にImagine Black(Black)>8001 Resin(Transparent)>9000R Resin(Natural White)>Black Resin(Grayish Black)だと思います。(小さすぎて測定できないため、目視とキーをはめ込んだ時の感覚での順位付けです。)
いずれの材料も、多少は文字が潰れているものの十分判読できる仕上がりでした。
キーキャップとして十分そのまま使用できるクオリティで、とても満足です!

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Raspberry Pi / Arduino
この記事を書いた人

専門は機械設計と3Dモデル。英国で義足の研究開発、国内で機械設計に従事。シューフィッター(プライマリー)、ファッション3Dモデリスト検定2級。週2で食べ放題。

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