4/14(日) 足・靴・木型研究会「第2回研究集会」を開催します☆彡

7-59. オリジナルキーボード作り(キーキャップ編)

やること

キーボードがほぼ出来上がったので、最後にキーキャップを作ります。

これまでのシリーズはこちらからご覧ください。
7-49. オリジナルキーボード作り(PCB設計編)
7-52. オリジナルキーボード作り(ファームウェア編)
7-53. オリジナルキーボード作り(はんだ付け編)
7-54. オリジナルキーボード作り(スタビライザー編)
7-55. オリジナルキーボード作り(寄り道:メンブレンの基板は利用できる?)

3Dモデル作成

キーキャップの3Dモデルを作成します。キーの中央に革を張りたいのでくぼみを設けてあります。

3Dプリント

自前の3Dプリンターで試作しましたが、造形物が小さいため、あまりきれいに仕上がりませんでした。そこで、基盤作りでお世話になったJLC系列の3Dプリントサービスに発注してプリントしてもらうことにしました。
https://jlc3dp.com/

発注

サイトに3Dモデルをアップロードしてプリントの仕様を選択すると、その場で金額が表示されます。発注後に人間によるデータチェックが入り、3Dモデルの構造によっては追加料金が発生したり、データ不良により差し戻しされたりします。

今回は、下記の理由で4~5回差し戻しされました。データチェックの担当者さんすみません…

  • 全てのキーキャップはフレーム等でつなげる
  • 最低でも1.5mmの厚みが必要、できれば3mmが望ましい

試行錯誤の結果、こちらのデータで発注が完了しました。表面仕上げあり、なしで発注して比較します。

完成品

発注から1週間ほどで完成品が手元に届きました。梱包がとても丁寧で、紙やすりまで同梱されていました。

表面仕上げありの方は、バリがほとんどなく、積層痕はまったく分かりません。ただ、キーにはめ込む部分も結構削れてしまったようでブカブカでした。フレームが少し歪んでいるのは問題なさそうです。

表面仕上げなしの方は、バリが残っており、積層痕がうっすら確認できる状態です。はめ込みはぴったりなので、プリント精度はかなり良いようです。

おわりに

JLC3DPはかなりきれいにプリントしてくれることが分かりました。めちゃくちゃ安いのに対応が丁寧で驚きです。
次は、表面仕上げありでぴったりサイズになるように、寸法のテストをしたいと思います。

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Raspberry Pi / Arduino
この記事を書いた人

専門は機械設計と3Dモデル。英国で義足の研究開発、国内で機械設計に従事。シューフィッター(プライマリー)、ファッション3Dモデリスト検定2級。週2で食べ放題。

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