12/9(月) 応用科学学会シンポジウムで自動運転に関する講演を担当します☆彡(試乗会もあります!来て!)

13-1. 3Dプリンターで仮靴作り①

3Dプリントで仮靴を作りたい

オーダーメイドで靴を作る際は、木型の出来栄えを確認するために、仮靴を作り、試し履きを行います。
仮靴は試し履きのためだけの使い捨てなのですが、作る手間はほとんど本番の靴と変わりません。
そこで、仮靴作りの手間を減らすために、3Dプリンターで仮靴を作ってみたいと思います。

仮靴のデータ

まずは、木型のデータを基に、仮靴のデータを作成します。
今回使用する木型では、過去に自分用のパンプスを作りました。
本番の靴がすでに完成していますので、3Dプリンターで仮靴が作れれば、3Dプリンター製の仮靴と、革で作った本番の靴の履き心地を比較することができます。

木型データを履き口のラインで分割し、余計な部分を削除します。

外側に向かって数mm厚みを付けたら、足が入る部分の完成です。

ヒールのデータ

次に、ヒールを作ります。
木型のデータから靴底の部分のみを取り出し、厚みをつけてヒールの形状に整えます。

完成図

こちらが、足が入る部分とヒールを組み立てた完成予想図です。
ヒールパーツは、土踏まずを支えるシャンクの役割も兼ねるため、少し長めにしました。

次回は、それぞれのパーツを3Dプリンターでプリントアウトしていきます。

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