はじめに
以前、透明レジンを使用して、光造形3Dプリンターで妖精の耳を作製しました。
プリントしたそのままの状態だと、すりガラスのように半透明な状態でした。
これが、表面処理によってどれくらい透明になるのか試してみました。
処理前の状態はこちらです。
表面処理方法1:研磨
紙ヤスリでひたすら磨きます。
まずは、#100で表面の凹凸をなくします。
サクサク削れて、とても磨きやすいです。
#320研磨後
#600研磨後
#1000研磨後
だいぶ透明になってきました。
すでに触って分かるような凹凸はなく、スベスベです。
#1500研磨後
最後は#2000で仕上げです。
合計2時間は磨いたと思いますが、期待したほど透明にならなかったような・・・
表面処理方法2:コーティング
透明なマニキュアでのコーティングも試してみました。
こちらは一切研磨していないので積層痕が見えますが、5分程度の処理でこの透明感です。
紙ヤスリでは研磨しにくい、くぼんだ部分も簡単に処理できます。
さいごに
表面処理前後の写真を比較するとこんな感じです。
2つの方法を試しましたが、紙ヤスリ#100~#600くらいで粗方の凹凸をなくしたら、あとはコーティングで仕上げてしまうのが、手間も少なく仕上がりもいいと感じました。