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7-18. 3Dプリンター失敗事例:毎回、同じ高さでプリントに失敗する

はじめに

3Dプリンターを使っていると、いろいろな失敗を経験します。
将来、同じ現象が起きたときに忘れないように、失敗の原因、解決方法を記事にしていこうと思います。

成功例

プリントに成功した造形物がこちらです。
パンプスをTPUでプリントしました。

失敗例

こちらは失敗例の写真です。
右が1回目、左が2回目の失敗造形物です。

1回目の失敗では、こちらの事例と同じようにノズルのつまりが原因でフィラメントが吐出されなくなったと考え、ノズルを清掃してもう一度プリントを開始しました。
ところが、2回目のプリントでも、1回目とほぼ同じ高さで失敗しました。

フィラメントを手で押し込んでみると、問題なくノズルからフィラメントが吐出されたため、フィラメントが出なくなった原因は、今回はノズルのつまりではないようです。

対策:フィラメントの経路をまっすぐにする

こちらは、プリント失敗時のノズル周辺の写真です。
フィラメントをノズルへ送るチューブが、ほぼ直角に折れ曲がっています。
造形物の高さが高くなるほど、徐々にチューブの角度がきつくなっていき、ある角度を超えたときにフィラメントが送れなくなってプリントに失敗したと考えられます。

そこで、クリップでチューブを支え、フィラメントの経路がまっすぐに保たれるようにしました。

この調整により、2回連続でプリントに失敗した高さを超えても、問題なくプリントすることができました。

解決方法

フィラメントの経路をできるだけまっすぐに保つ。

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3Dプリント
この記事を書いた人

専門は機械設計と3Dモデル。英国で義足の研究開発、国内で機械設計に従事。シューフィッター(プライマリー)、ファッション3Dモデリスト検定2級。週2で食べ放題。

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