やること
リレーモジュールが余ったので自律振動子を作ってみます。写真は4チャンネルのリレーです。
このリレーモジュールの使い方
VCCピンに5V、GNDピンにGNDを接続すると準備完了です。
通常は右側2端子が繋がっており、制御ピンとGNDを短絡するとリレー内の電磁石がONとなり左側2端子が繋がります。
リレーの種類によって使い方が違うことがあるので注意です。
自律振動子の作り方
(1ch)最小の自律振動子
プログラム不要、抵抗もコンデンサもいらない最小のリレー自律振動子です。
電源を入れた瞬間、制御ピンがGNDと繋がるためリレーがONに変わります。次の瞬間、制御ピンはGNDから離脱するためリレーがOFFに変わります。またONになり、またOFFになり・・・これが繰り返されます。
(4ch)拡張した自律振動子
4chに拡張するとこのようになります。
リレー1~3は同じ構成のコピペで、最後だけ少し違うことに注意してください。電源を入れた瞬間を0000とすると次のように状態が遷移します。一つのリレーに注目すると点灯時間と消灯時間は等しいです(短いパルスではない)。
0000
0001
0011
0111
1111
1110
1100
1000
結果
1ch版と8ch版を60fpsで撮影しました。生演奏はけっこう喧しいです。
周波数は?
8ch版@60fpsを1フレームずつ並べてみました。
およそ12フレームで3.125周なので、約15.6Hzでした。
ということは、1ch版は125Hzと計算されます。音程は1.5倍の187~190Hzくらいに聞こえますが。なぜでしょうか?
さいごに
プログラム不要どころか、抵抗もコンデンサも使わないとは。まさにロマンです。