やること
前回はPCBを設計して発注しました。
基板が届くまで時間があるので、Raspberry Pi Picoにファームウェアを入れておきましょう。
マイコンとファームウェア
自作キーボードのマイコンには「Pro Micro」「Raspberry Pi Pico」などが使われるようです。
自作キーボードに使えるマイコンモジュール - fab-wiki
USB Device機能(またはV-USBのようなソフトウェアによるエミュレーション)が付いている必要がある ATmega32u4 Pro Micro RP2040 Raspberry Pi Pico Seeed XIAO RP2040 ATSAMD21 Seeeduino XIAO ATSAMD51 Adafruit...
ファームウェアも「QMK Firmware」「Kermite」などがあるようです。
RP2040で動作するキーボードファームウェアについて(2022年12月版)
この記事は、キーボード、自作キーボード Advent Calendar 2022 の4日目の記事です。 前の記事は、ikeji さんの「今年作ったキーボードまとめ(2022)」でした。独創的なキーボードを次々と生み出すその発想力に脱帽です。何をどうしたらGBoard 棒バージョンとか思いつくんですかね。すごいしか出てこ...
今回はRaspberry Pi PicoにKermiteを入れてみます。
ファームウェアの動作確認にも材料が必要なので秋月電子で買ってきました。Raspberry Pi Pico、整流用ダイオード80個などなど。
Kermite
公式の解説を見ながら操作していきます。素晴らしい!
Kermite | DIY Keyboard Ecosystem
All-in-one software platform for DIY keyboards.
GUIなので初心者にもやさしいです。
キーマッピングもできました。ここは説明が少ないので頑張ってください。
動作確認
回路の一番左上のキーの動作確認を行ってみます。GP9→キースイッチ→ダイオード→GP21の経路ですね。
接触不良で反応が微妙ですが、無事に動作しました。また、ダイオードを逆にすると反応しないことも確認できました(→アンチゴースト機能)。
ラズパイPicoにファームウェアを書き込んだら準備完了です。後で上書き修正できるので心配いりません。
おわりに
PCBが届いたら鬼のはんだ付け作業が待っています。続編をお待ちください。
追記:続編こちら↓