12/9(月) 応用科学学会シンポジウムで自動運転に関する講演を担当します☆彡

10-3. 【1足目】足の3次元形状データの測定

木型を作りたい

靴作りには、靴の元となる木型が必要です。
職人さんは、木を削って作るのですが、私にはその技術がありません汗
そこで、3Dプリンターで木型を作製します。

木を削って木型を作る場合、足の色々な箇所の寸法をメジャーで測り、その寸法を基に木型を作ります。
一方、3Dプリンターで木型を作る場合は、3Dスキャナで測定した足の3次元形状データを基に木型を作ります。

写真から3次元データを作る

しかし、市販の3Dスキャナはなかなか高価です。
そこで、手間はかかりますが、スマホのカメラを使って足の形状データを採っていきます。
人間の目は、右目と左目から見える景色のズレによって、景色を立体的に認識することができます。
これと同じように、ある物体を違う角度から撮影した2枚の画像から、その物体の3次元形状データを得ることができます。

違う角度から足を撮影し、

画像をPCに取り込んで処理(少しややこしい話なので割愛)します。
すると、このような足の形状データを得ることができます。

次回は、足の形状データを基に木型のデータを作成していきます。

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靴作り
この記事を書いた人

専門は機械設計と3Dモデル。英国で義足の研究開発、国内で機械設計に従事。シューフィッター(プライマリー)、ファッション3Dモデリスト検定2級。週2で食べ放題。

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