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解説

16-38. メカニカルキーボードに吸音材を詰めると高級品の打鍵音に近づく?

やること

先日、安いキーボードと高いキーボードの打鍵音を比べたショート動画を出しました。お店でやって申し訳ありませんm(_ _)m(パーツを買ったのでお許しください…)

そもそも私たちがメカニカルキーボードの打鍵音と認識しているものは、「キースイッチが底打ちする音」と「それが筐体内で反響した音」が混ざったものです。

目安として1万円以上のメキは全体の剛性が高く、内部に吸音材を詰めるなどして余計な反響を軽減しています。「コチコチ」という底打ち音が楽しめ、信頼感のある底面が指をしっかりと受け止めてくれるため心地よさを感じます(はい?)。

一方で安いメキにはそういった対策がないため、底打ちすると鉄板がたわむような怠惰な感触と、メタルラックを爪で弾くような「ファーーーン」という金属反響音。これらが融合して「カーンカーン」と耳に不快感を与えます(え音質厨?)。

ネットで調べると、安いキーボードに吸音材を詰めることで打鍵音・打鍵感を改善するテクニックが見つかります。前回、ロジクールK835 TKL(赤軸)の修理のついでに吸音材を詰めてみました。

これで打鍵音が改善されたのか?比較動画を出してみました。

ダイジェスト

ロジクールK835 TKL(赤軸)の「通常」と「吸音材充填」を比較しました。

E元素(E-YOOSO)Z-88(赤軸)の「通常」と「吸音材充填」を比較しました。キーキャップを付けてないので参考程度に。ただ、金属反響音が非常に分かりやすいです。

動画

おわりに

もうこの路線でYoutuberになったほうがいいのでは。

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この記事を書いた人
Yasuda

博士(理学)。専門は免疫細胞、数理モデル、シミュレーション。米国、中国で研究に携わった。遺伝的アルゴリズム信者。物価上昇のため半額弁当とともに絶滅寸前。

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